【開催レポ&お客様の声】アドラー心理学に学ぶ「理解できない・対応に困る相手との人間関係の捉え方」セミナー
タスクールさんと共同開催で、アドラー心理学の2時間セミナーを開催しました。
今回のテーマは、
『アドラー心理学に学ぶ「理解できない・対応に困る相手との人間関係の捉え方』セミナー。
アドラーをもっと知りたいと思って参加してくれた方や、アドラーは知らないけど対人関係に悩んで参加してくれた方、動機は様々でも”より良い人間関係にしたい”という想いを持った11名の方にご参加いただきました。
初めに皆様には、自分の身近にいる「何を考えてるかよくわからない」「いつも意見が合わない」人のことを思い浮かべてもらいました。
そして、本当はその人とどういう関係になれたらいいか?も。
今回のセミナーは、どんな風に言ったらわかってもらえるか?自分の何がいけなかったのか?思考で解決しようとするその前に、そもそもなぜわかり合えないことがあるのかを知ってもらい、その上で相手のことをポジティブな視点から考えてみる内容です。
アドラーの5つの理論から、人と自分の違いが理解できる「認知論」と、原因追求より解決策が見つけやすい「目的論」の2つの理論をピックアップして、ワークを通して学んでもらいました。
1つのテーマについて自分はどう感じたか、お1人ずつ自分の考えを周りの人に話すことで「誰一人として自分と同じ考えを持っている人はいない」ことに、驚きを持って体感してもらえたようです。
「対応に困る人」についても、相手は「なぜそうしたのか?」の原因からではなく、「なんのために?」の目的から考え、その考えを参加者に話す中で周りの人からポジティブな意見が得られ、「そういう風にも考えられるのか」と発見があった様子も多く見られました。
認知論は、人間関係の見方を変えてくれるインパクトのある内容です。
誰もが自分特有のメガネのようなフィルターを通して現実を見ている、それがワークを通して実感できると、他人への見方が変わってきます。
身近な人とどう対応したら良いか、その真摯な思いをお一人ずつ聞かせていただき、今までとは違う見方や関わり方に気づいた時の晴れやかな顔を見れたことが嬉しく、とても充実した時間でした。
今回参加された皆様からの、アンケートをご紹介します。
先生の講義だけでなく参加されたメンバーの皆さんの多様なご意見も聞けたことがとても参考になりました。
印象に残ったことは、自分の事例についてメンバーの皆さんのご意見をうかがえたこと。
(加藤正さま)他の方の話をたくさん聞けて良かったです。
いろんな物の見方がおもしろかったですし、話によっては抵抗が出たりしますね。
先生がハキハキ話して下さるので、好感が持てました。
「事実ではなく意見として伝えるように心がける」→私の認識と逆でした。「私はこう思う」の方が事実だという認識でした。
今日みたいにワークが多い講座が良いですね。
(山田真智子さま)他者の心を思いやることが自分への幸福になるのかな、など考えました。
人の考え・物の見方の違いが印象に残りました。
(小笠原史恵さま)十人十色の意見が聞けて良かった。
人間関係の悩みは尽きないのだと思った。
(酒巻 秀宜さま)人の話が色々で、自分にない考えが新鮮でした。
1つの行動を他の行動に置き換えると違う気持ちになることが発見でした。
相手の事情を考えることが学びになりました。
(G・Tさま/女性)とにかくわかりやすかったです!
メガネは互いに歪んでいるということが、印象に残りました。
(S・Tさま/男性)ワーキング主体で自発的になる(ならざるを得ない)スタイルだったので、主体的に取り組めたと思います。
いろんな方がいたが、何かしら引っかかるものがあり、それを何とかしたい思いはみんな共通で、意外と引っかかっているものの根っこも皆共通だった。
(Y・Yさま/男性)
ワークで他の方の意見や考え方が知れて楽しく受講できました。
考える時間が少なく、もっと熟考してディスカッションできたら、と感じました。
優先度や価値観、捉え方が多様であるということをワークで体感できた。
日常生活に活かせる、伝え方についても知りたいです。
(Y・Sさま/女性)
かなり緊張しましたが、全く知らない他人だからこそ言えた部分もありました。
そこに見えるものは、そうでもないかもしれない。
自分だけのメガネで見ることは止めようと思います。
正しい考え方はない、ということが印象に残りました。
アドラーのことを知りたいと思いました。(N・Kさま/女性)
アドラーの名言集がSNSに流れてきて興味を持ちました。
みんなの視点がそれぞれ。一般の社会人でこれだけ違うことにびっくり。
こういうことに興味を持っている人が集まってこういう感じなら、興味のない人が他に多くいたらまた感じが変わるかも。
もう一度、聞くだけではない講座にまた来たいです。
(Y・Sさま/男性)自分の発想は自分のめがねを通している。
これを戒めとして相互理解につとめる。
ワークの活用をすると効果が出やすいと思いました。
アドラー心理学のセミナーをこれからもして欲しい。
(B・Yさま/男性)ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
みなさまの人間関係がより良く、お互いにとって気持ちのいいものとなりますように。
これからもセミナーなどを通して、たくさんの方にアドラー心理学を伝えていきたいと思います。
0コメント