コミュニケーション講座(ビジネスマナー)
株式会社SILTREAMさんの社内で、コミュニケーション講座を開きました。
去年から定期的に講座を開かせてもらっていて、今日が6回目。
今回のテーマは「ビジネスマナー」です。
ちょうど今、この会社の新入社員の方にビジネスマナー研修をしている最中で、
社長を始め社員の方から「新人がわかってることは先輩もできていないとね!」
という声があがり、社員のみなさまにもビジネスマナーをお伝えすることになりました。
まずは、昨日の新入研修のテーマになってた「ほうれんそう」。
昨日は新入社員の方向けに「何をするのか」を具体的にお伝えしましたが、
今日は「何のためにするのか」の意義について話しました。
私がOL時代に5つの会社で働いた経験から、報連相が活発だった会社と
報連相が全然なかった会社の比較をし、報連相があるのとないのとでは
何が違うのか、なぜ違ってくるのか。
報連相がなかった会社では、報告や連絡をすることそのものが目的になっていて、
「何のためにするのか」「誰のためなのか」が見えていませんでした。
こうなってくると、報告さえすればいいや、連絡しても意味あるの?
と義務感だけで行うことになり、2度手間や無駄なことが起こりやすくなります。
やってる本人も、意味が分からないので、楽しくもなんともありません。
報連相があった会社では、何のためにするのか、誰のためになるのか?
がはっきり見えていて、それを社員達が共有し合っていました。
必要な情報が共有されているので、誰かが困っている時にはフォローが入り、
そのことに感謝をされることで「自分が役に立った」という嬉しさと、
助けてもらった方も「今度は自分が誰かのフォローをしよう」の思いが生まれ
社内で自然と「助け合い」が起こっていました。
報連相の本質は「情報の共有」ですが、その最終目的は
「お客様に喜んでもらうこと」「社内のみんなが気持ちよく働けること」
にあると思います。
この「気持ち」の共有が、自発的かつ意義ある報連相が生まれると私は思っています。
この「チームプレー」を体感するために、「マネージャーゲーム」というワークをしました。
マネージャー、リーダー、スタッフの役割を決め、全員で与えられた課題をクリアするゲームです。
ただし、役割によって与えられる情報が異なるので、この情報をそれぞれの立場でどう扱って、伝えていくかが肝になってきます。
このワークが「面白い」「考えさせられる」と好評で、1時間を超える長期戦にも関わらず、
「時間があっという間だった」の感想があったほど、全員真剣でした。
立場の違いから抱える想いの違い、目的を共有することの大切さ、同じものを見てもそれぞれ違う取り方をすることをワークで体感し、
だからこそコミニュケーションがどう活きるか?がわかる、実りの多いワークになりました。
↑※2回戦では私も参加。
最後に、ビジネスマナーのクイズを全員で挑戦。
来客対応や電話応対、名刺交換や席次の問題などなど、全20問を
途中から社長も参戦して、白熱しました。
なぜそのマナーなのか?私が知っている一般的な由来を説明しつつも、
社員さんの中に以前ホテルに勤めていたというプロフェッショナルがいたので
更に奥深い説明を彼に披露してもらい、マナーへの理解が一層深まりました。
なぜそのマナーなのか?の意味が分かると、やってみようという気になるし
忘れないですね。
「ビジネスマナーの講座は何度も受けているけど、堅苦しい感じなのが多い。 こういう楽しい講座は初めてだった」
「マナー研修を受けてみたかった。想像していたより明るかった」
の感想をいただけたことが、嬉しかったです。
皆さんと一緒に楽しく学べて、私にとっても学びが深まる有意義な時間でした。
ありがとうございました。
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