ビジネスマナー研修第2回(ホウレンソウ)

新入社員の方向けにビジネスマナーの研修、第2回。

今日のテーマは「ホウレンソウ」。

新入社員3名に加え、今日は社員2名の方にもオブザーブで参加いただき、活気づきました。


「ホウレンソウ」という言葉について聞いてみると、社会人になったばかりでも
「報告、連絡、相談」ということは全員が知っていました。

それだけ認知度が高い言葉なんですね。


しかし、いざ「では具体的にどうすることをいうのか」「何を報連相する必要があるのか」になると、新入社員に限らずあやふやになる人は多いのではないでしょうか。


オブザーブに入ってもらった方に上司役をお願いして、上司から指示を受けた場面のロールプレイをしてみると、書き留めてなかったり確認不足だったりして、実際に仕事で同じ状態になったら後で自分が困るであろう事態になっていました。


最初のうちは、上司の言葉に受け答えすることそのものに、緊張してしまうかもしれません。

更に、報連相は自分から話しかけにいくことになるので、もっとハードルが高く感じるかもしれません。


でも、だからこそメモを取る習慣をつけたり、何をどのように言うか定型化して覚えておくのは、有効だと思います。

自分で考えて動くことも大切だけれど、まずは「型」として覚えた方が心理的負担は軽く、動作としてできるようになった安心感から、自信につながっていくからです。


そして、報連相が何のためにあるのか、それがどんな意味を生むのかを知ることも、とても大切なことだと考えます。

ホウレンソウを、「上司のため」「やらなくてはいけないこと」と会社の義務のように捉えてしまうと、もしも不本意な上司や業務にあたった時、きっと意味があるようにも自分のためだとも思えず、砂を噛むような味気ないものになってしまうと思うからです。

そうならないために、意義を理解し、自分を守るためにもうまく活用してほしいと思います。


「ホウレンソウ」が、お互いが気持ちよく仕事をするための、チームプレーのツールとして有効活用されますように。

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